秋の日に生えて 金時草が綺麗に輝いて見えました。
キンジソウ(金時草 別名水前寺菜 ハンダマ キク科 多年草 原産地 熱帯アジア)
十数年前 この野菜のことをKさんに名前を教えてもらいました。
Kさんが金沢旅行のお土産に「八百屋さんで珍しい野菜があったの。金沢の郷土野菜なんだって。栄養があるんだってよ。名前は金時草だって。」と言ってそれを沢山買って、お浸しにして食べさせてくれました。
その一部をコップに刺して根を出してから畑に植え、それを分けてくれました。
栄養があって食べやすい野菜でしかも作りやすい野菜とのことでした。
金時草は寒さに弱い植物なので、簡易ハウスを作って、春まで大事に育て 霜が降りなくなった春にまた金時草の苗を分けてくれました。(信州の冬はとても寒いのです。)
6年ほど前に奄美大島で金時草を見つけました。
「あれ? 金時草に似ている野菜がある。 でも 名前はハンダマ。」
後で図鑑で調べて 金時草とハンダマが同じものであることが解りました。
金時草は地域によって名前が変わり、熊本県では水前寺菜と呼ばれていることもわかりました。
ここ数年 金時草のことを忘れていましたが、今年の夏に農協直売店で金時草の苗を見つけて、うれしくなって購入。畑に植えました。
お昼にお浸しにしていただきました。
懐かしい味がしました。
いろんなことを思い出して 少し ジワーンとしてしまいました。
金時草を刺し木にして 冬を越して 来年の春に畑に植えることができるかな?
できるといいな。
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