結婚した年の初めての秋のことでした。
お姑さんがお赤飯を炊いてくれました。
「今日は菊の節句だよ。これを持って実家へ行っておいで、父さんと母さんに宜しく伝えてな。」
風呂敷に包んだお赤飯を持たしてくれました。
何時の間にお赤飯を炊いて下さったのでしょうか?
何だかとてもうれしくてお姑さんの言われるままに実家に行きました。
実家に着いて、「今日は菊の節句だからって、実家に行っておいでとお姑さんがお土産を持たしてくれました。」
と風呂敷包みを母に手渡しました。
母が風呂敷包みを開けると重箱の上に黄色の小菊の花が載せてありました。
「まあなんと素敵でしょう。」と母が言いました。
その瞬間のことを思い出します。とても優しい人でした。
昔からお赤飯は好きですが、何もない時でもお赤飯が食べたくなり簡単お赤飯を作って楽しんでいます。
簡単炊きおこわとヨメナの花
簡単 赤飯の作り方(炊きおこわ)材料 (4人分)
・もち米 カップ3
・甘納豆 1袋 150g(市販のもの花豆 金時豆 小豆などがあります。混ぜても美味しい。)
・ごま塩 適宜
・砂糖 大さじ2
・塩 小さじ0,5
・酒 30~50cc(酒を入れると冷めても赤飯があまり硬くならない)
・水 400cc(加減する)
1もち米を洗い、炊飯器に入れる。砂糖大さじ2 塩小さじ0,5 酒30ccを入れ水を入れ軽くかき回す。
水加減は炊飯きに炊きおこわという水加減の線の所にする。
(水加減が難しい)
2炊きあがったら甘納豆を混ぜて出来上がり。ごま塩をかけていただきます。
もち米は洗ってざるにあけ30分位おいて炊くのがベストですが、すぐに炊いても大丈夫です。
1 件のコメント:
重陽の節句を美味しそうなおこわで祝うなんて何と素敵な事でしょう。作り方が詳細に掲載されているからでしょうがリアクションも良いですね。私は今回も写真に感銘受けました。白のよめなをアクセントに左上に置いて浮き立たせ右下に南天の葉を配し真ん中のおこわが甘納豆入りで配色が絶妙なバランスですネ。そして最もこの料理を引き出しているのがバックの黒色です。広蓋を使っているのかも知れませんが速いシャッターで仕上げていて本当に素晴らしい写真です。この写真見たら食べたくなる事請け合いです!
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