なので2度目の松前漬です。
松前漬は昆布やするめを鋏で切る地道な作業が結構大変です。一人でしていると手が痛くなります。
けれども今日作った松前漬は助っ人と小さき人が手伝ってくれたので、助かりました。
小さき人は鋏でするめ屋昆布を切りながら「ちょっと おあじみ」 「んんーおいしいいね。」
なんて言いながらするめや昆布をなんかい食べていたかな?
鋏を使うこともだんだん上手になって作業が終わるまで頑張って最後までお手伝いをしてくれました。
味付けも酒 しょう油 味りんを味を見ながら入れ最後に人参 味付けかずの子を入れました。
見た目は一寸どうかなー?という松前漬ですが助っ人と小さき人の真心が詰まっています。
きっと きっと 美味しいでしょう。
今朝から煮ていた昆布巻きは、甘ったるい極太の昆布巻きにはなりませんでしたが、来年はまた 研究しながら 母の味に挑戦します。
料理って何回も作って、食べて 自分の味 我が家の味を作っていくものですから私も昆布巻きを我が家の味と言えるようにこれから勉強です。
昔の事を思い出しました。年の暮れに「今年の昆布巻きは昆布が多いね。」「昔はニシンより昆布の方が高かったから、昆布が沢山の方が上等なんです。」
父と母の話です。遠い遠い昔々の話なので定かではありません。
松前漬の昆布やするめを切っているときに助っ人が言いました。
「子供の頃は、手作りのおせち料理を当り前だと思って食べていたけれと、おばあちゃんは、毎年毎年手作りのおせち料理を何週間も前から作っていてくれたんだね。」
「子供の頃は、するめを切ったり、お手伝いをしてたよね。」
「お母さんも昆布巻きの作り方をおばあちゃんから教えてもらっておけばよかったね。 でも おばあちゃんが死んじゃうなんて、僕も思っていなかったよ。」
「僕もおばあちゃんが死んでしまうなんて思わなかったから後で言おうと思っていたこと伝えられなかった。」
私 「本当にそうだよね。」「おまえもゆずり葉で、これからいろんなこと覚えて行ってよね。」
悲しいこと思いだしたけれど嬉しいような 楽しいような 時間でした。
いつも いつも ありがとう。
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